2006年02月17日

農業の夜明け

今日、ゆうべのオリンピックの結果が気になってテレビを
つけたら、ある番組がやってました。

高橋大輔選手は残念でしたね・・・せっかくイケメンなのに!
ちなみに昔の映像をみると彼はわりとシケメンでしたw
金メダルはキノコ頭のプルシェンコでしたね。ヤツはすごい!
昔の映像では前髪がパッツンでしたけど(爆)

話を戻すと、やっていたのは『ガイアの夜明け』っていう
日経がやっている(?)テレビ番組です。
今日の特集で、青森のりんご農家が世界に売り込むってのを
やっていました。

国が自由貿易協定の関税を下げてしまったらしく、これからは
外国の産物が入りやすくなって農家の人は大変らしいです。
んで、自分たちの立場を守るんじゃなくて、積極的に外国に攻め込むって
ことで、青森でりんご農園を営む片山さんという人のお話でした。
片山さんが攻め込むのはスペイン。以前農業の交流で滞在していたらしいです。

日本の農作物は、日本の耕地面積が外国に比べてかなり狭いぶん、
手間ひまかけて作られるので品質的にはかなり高いんじゃないかな〜、
だから外国に行ってもわりとすんなり売れるんじゃないかな〜、と
勝手に思い込んでました。
でも果物の品評会では、味こそ好評を得たものの、1キロ280円の値段が
高すぎるということで、どのバイヤーも買ってはくれませんでした。
それもそのはず、そこでは中国産の、日本種「ふじ」をもとにしたりんごが
1キロ80円で出まわってるんですから!
(ちなみにヨーロッパ種のりんごはどれも酸味が強く、日本のものとは
けっこう味が異なるようです。)
しかし、運ぶための船代などを考慮すると、大幅な値下げはかなり難しいようです。

そこで片山さんは、対外国用の最終兵器、
新種『シナノゴールド』を投入しました。
これが本当にすごい!
黄色いりんごで、かなりみずみずしくておいしいらしいのですが、
なんとちゃんと保存すると1年間もまったく傷むことなく保つんです!
長距離輸送にも耐えられるように開発したらしいのですが、
これなら完熟してから輸出できるので、味も保証できますね!!
(野菜や果物はお店に出る時にピークが来るように、出荷時にはまだ熟して
いない、半ば青いままの状態です。当然味も取れたてには劣ります。)
そしてこれが、1キロ350円という価格設定だったのですが
なんとスペインで売れたんです!!やったー!!
ヨーロッパ産の酸味の強いりんごの中には、1キロ500円以上するものも
あったので、高級品を扱うお店では受けが良かったみたいです!

ちなみに、別の青森の農家の人(名前忘れました・・・)も、こっちは
台湾に進出しようとしていて、台湾の高級百貨店(確か三越)で
りんごと、ベビーホタテっていう小さいホタテをがんがん売ってました。
日本のりんごは高級果物として台湾では人気が高いらしいです。


この番組を見て、農業をきちんとしたビジネスとして捉えるようになりました。
普段食べているものだからか、僕は農業に対する認識が甘かったようです。
これから外国産の安価な農作物(品質、安全性は別だけど)が増えていく日本市場で、
日本の農家が価格競争で生き残るのは正直難しいかもしれません。
でも、だったら世界に高品質なものを逆に売り込めばいい。
まさに攻めの農業への転換ですね。

そして、同じように日本国内でも品質で勝負することは可能だと思います。
一時期の安さばかりしか気にしなかった消費傾向も少しずつ変わり始め、
白物家電なんかは高性能の高級品が売上をぐんぐん伸ばしているらしいです。
だったら農作物も同じ。(日用品だからそう簡単にはいかないかもですが)
長かった景気の冬に少しずつ終わりが近づき始め、これから少しずつ
『プチぜいたく』をしてもいいんじゃないかな、って人が増えてくる。
そうすれば食べるものも、ちょっと高くてもよりおいしいものを、
という声が増えてくるかもしれない。
そうやって需要が高まれば、品質は保ちながらも価格を少し抑えることは可能に
なるのではないでしょうか。

たぶん、農業というビジネスにはまだまだ成長する見込みがあります。
日本の農家の皆さんにはがんばっておいしい農作物を作り続けてほしいです!
一消費者として、僕は応援しています☆
posted by エバえもん at 00:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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